公開:2026年1月12日
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1月号のMonday MergeではGitLab 18.7や顧客事例をご紹介

GitLabコミュニティの皆さん、2026年最初のMonday Mergeへようこそ。今回も最新情報をお届けします!
新しい年は、いつも新たな勢いをもたらしてくれます。そして今年も力強いスタートを切っています。今回はGitLab 18.7のリリースを皮切りに、スケールした環境で真のDevSecOpsのスピードを実現しているカスタマーストーリー、今月すぐに参加できるオープンソースハッカソン、そして2026年に向けて開発者チームやAI主導の組織が備えるべきテーマを考えさせてくれる読み物をいくつかご紹介します。さっそく始めましょう!🚀🚀🚀🚀🚀

GitLab 18.7は、インテリジェントでオーケストレーションされたソフトウェアデリバリーという私たちのビジョンをさらに前進させます。開発、運用、セキュリティにまたがる実用的な機能により、統制を強化し、一貫性を高め、チームがAIをワークフローに統合する際の安心感を高めます。
このリリースでは、18.8で予定されているGitLab Duo Agent Platformの一般提供に向けた重要な基盤が追加されています。Custom Flowsによる新しい自動化機能により、チームはYAMLベースの複数ステップからなる再利用可能なワークフローを定義できるようになりました。これにより、重要なイベントが発生した際に、エージェントがパイプラインの失敗を診断したり、依存関係を更新したり、ポリシーチェックを自動で実行したりできます。
セキュリティチームにとっては、AIによるSASTの誤検出判定が大きな価値をもたらします。実際のリスクをより迅速に可視化し、ノイズのトリアージに費やす時間を削減します。また、Custom Agent Versioningにより、エージェントやフローを特定のバージョンに固定できるようになり、AIを活用したワークフローに必要な安定性とコントロールが実現します。
さらに、新たにData Analyst Agentを導入しました。自然言語と再利用可能なクエリを使ってGitLabのデータを簡単に探索でき、ダッシュボードや手動のクエリ作成なしでインサイトを得ることができます。加えて、管理者が組織全体で利用可能な基盤エージェントを制御できる、きめ細かな設定も用意されています。
CI/CDの分野では、動的入力選択により、直感的なドロップダウンを使ってパイプライントリガーを簡素化しました。また、CI/CD Catalogの公開に新たなガードレールを設けることで、エンタープライズチームが信頼できる再利用可能コンポーネントのエコシステムを維持しやすくなっています。マージリクエスト承認ポリシー向けのWarn Modeにより、デリバリーを止めることなくポリシーの導入や改善を行えるようになり、段階的な適用が可能になりました。
これらの機能が今後どこへ向かうのかを知りたい方は、2026年2月10日に開催されるグローバルローンチイベントにぜひご参加ください。GitLabをインテリジェントなオーケストレーションプラットフォームとして体現するビジョンを、ライブでお届けします。インテリジェントなDevSecOpsワークフローの実演に加え、AIによってコーディングは高速化される一方で、ソフトウェアライフサイクル全体では遅延が生じる可能性がある、いわゆる「AIパラドックス」にチームがどのように向き合い、フローを維持しているのかをご紹介します。
18.7の主なハイライト:

今月のカスタマースポットライトでは、世界中の通信事業者が利用するミッションクリティカルなOSSおよびBSSシステムを、より迅速かつ信頼性高く提供しているEricsson社をご紹介します。
GitLab Premiumに標準化し、GitOpsベースのデリバリーを実現したことで、Ericsson社はデプロイ時間を50%短縮し、わずか6か月で13万時間以上を削減しました。テストカバレッジは10倍に増加し、これまで数か月かかっていた作業が数週間で完了するようになっています。しかも、ダウンタイムが直接収益に影響するシステムに求められる信頼性を損なうことはありません。
Ericsson社 OSS BSSのソフトウェアオートメーションおよびサポート責任者であるDaniel Costa Soares氏は、GitLabが可能にする高速なデプロイが、市場のスピードに合わせてイノベーションを届けることを可能にし、ビジネス成長に直結していると述べています。
ツールの集約、自動化の強化、エンドツーエンドの可視性が、開発者体験と顧客成果の双方をどのように変革できるかを示す力強い事例です。

年初に実践的な取り組みを始めたい方には、1月22日から1月29日まで開催されるGitLab Hackathonがおすすめです。
この1週間のオンラインイベントは誰でも参加可能で、GitLabエコシステム全体でのコラボレーション、学習、貢献に焦点を当てています。コーディング、ドキュメント改善、翻訳、UXやデザインへの参加など、どんな形でもマージされたマージリクエストはすべてカウントされます。
ポイントを獲得し、プロフィール実績を解除し、グローバルなオープンソースコミュニティと協力できます。GitLabに貢献してみたいと思っていた方にとって、最初の一歩として最適な機会です。
🔗 参加はこちらから

2026年のスタートにあたり、開発者チームやAI主導の組織が次に備えるべきテーマを見据えた記事を2本ご紹介します。
Bob Stevensによる”The year AI moves from pilots to practice: Three predictions for government in 2026” では、政府機関がAIのパイロット段階から実運用へ進んでいる様子が描かれています。AIを活用したモダナイゼーションにより、数年規模のレガシーシステム変革が数か月の集中スプリントへと変わり、セキュリティは事後対応から予防型へ移行し、組織全体でソフトウェアを構築できる人の幅が広がると指摘しています。
一方、Michelle Gillによる*”The Hidden Truths About Building and Retaining GenAI Teams”* では、AIイノベーションの人間的側面に焦点を当てています。優れたAI人材を採用することは出発点にすぎず、明確な意思決定フレームワーク、迅速な実行、そしてチームが価値ある課題に取り組める環境こそが、この分野に求められるスピードで成果を出し続ける鍵であると述べています。
2026年に向けて、責任ある形でAIをスケールさせたいと考えている方にとって、どちらも読む価値のある内容です。
今年最初のMonday Mergeの締めくくりに、新たな挑戦と機会に向き合うチームにとって特に心に響く言葉をご紹介します。
「結束は力です。チームワークとコラボレーションがあれば、素晴らしいことが成し遂げられます」
マティー・ステパネク
これからの一年も、ともに築き、ともに学び、素晴らしいものを届けていきましょう。お読みいただきありがとうございました。そして、いつものようにHappy Merging!
Fatima Sarah Khalid
Developer Advocate, GitLab
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